あたしじゃ君の笑顔を映せない
気付いてしまうと 簡単で
だけど 淋しくて
心に開いた大きな穴
埋める術さえ知らなくて
目の前の君 もしも出来ることなら
抱き締めたいよ 強く強く
どこにも行ってしまわぬように
夜空の星 見上げるとまた
小さな自分に気付く 夜風よ早く
この涙乾かして遠くに連れて行って
一瞬だけ戻れた気がしたの
嘘でもいいよ 幸せだった
…でも 淋しいな
一緒に居たら 気付かなかった
今頃胸が痛いよ
目の前の君 もしも出来ることなら
笑って欲しいよ ずっとやさしく
閉じた瞳の奥に焼き付けるから
想いの欠片 あたしまだ持ってるの
思い出と一緒に抱き締めた
仕舞ってしまうことなんて出来なくて
現実はやさしくなんかない
そんなのわかってるけど
期待くらいしてもいいでしょう？
傷付くのはあたしだけ
目の前の君 許されるなら
抱き締めたいよ 強く強く
どこにも行ってしまわぬように
夜空の星 見上げるとまた
小さな自分に気付く ほんの強がり でも
私 強くなんかなかったの
もう一度その瞳にあたしを映して欲しいの
(C)2010.02.28 「臆病な迷子」改
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