マルクト貴族の正しい冬の過ごし方 (3/4) 「では、一つだけ条件をだします。それができたらイかせて差し上げますよ。」 「あっ……なぁに?」 「これを自分で挿れて下さい。」 そういってジェイドがとりだしたのはピンク色のローターだった。 「ッ!?…な…。」 「ほら、あなたの好きな音機関ですよ〜。」 いやっ!!。確かに音機関は好きだけど!?。 でも、それは…!?。 「ほら、ちゃんと挿れないとイかせてあげませんよ。」 「ッ!…いれる、からぁ…、あぁッ!!…離してぇっ///。」 「きちんと挿れることが出来たら離して差し上げますよ。」 ジェイドは本当に意地が悪い。俺が断れないって知っててそんなこと言うんだから。 「ッ……!じぇ、…どぉ…。」 すがってみたけど駄目だった。 ジェイドの瞳が俺を見てる。 俺はその瞳に逆らえずナカにローターをうめていった。 「あぁっ、は…あ、ジェイド…。」 「ダメですよガイ。もっとちゃんと奥に挿れないと…。」 「ぁん…こ、れ以上は…ッ、無理…あぁぁッ!!。」 ジェイドの指がナカをかき回しながらローターを奥におしいれる。とうとう指がとどかなくなるところまでローターをおしいれると、ジェイドの指がスイッチにかかった。 「ッ!?いやぁぁっ!、あぁ…きゃぁッ!!。」 「どうですか、ガイ。あなたの好きな音機関は。」 「いやぁっ!…じぇ、抜い…てぇッ!!。」 「後で抜いて差し上げますよ。けれどその前に、先ほど言ったとおりあなたをイかせて差し上げますよ。」 そう言って俺自身から手を離したジェイドはそのままスイッチを強くする。 「!ああぁぁぁぁぁぁッッ!!。」 待ち望んだ刺激と解放に頭の中が真っ白になった。 「あぁっ…は、ぁ…。」 ずっと我慢していたせいか射精はなかなかとまらず、ようやく終わった時は腹とジェイドの手のひらをひどく汚してしまった後だった。 俺がイっている間にどうやらローターのスイッチは切られたらしく、ただナカに入っているだけの状態だった。 けれど、そんなことを終えたにもかかわらず、先ほどまで刺激を与えられていた余韻で俺自身は再び頭をもたげ始めていた。 「おや〜、さすが若いですねぇ。」 「なッ!?…ちがっ///。」「折角ですしこのまま…と、言いたいところですが、それは無理そうですね。」 そういってジェイドの視線が陛下をとらえる。見ると、陛下は今にも目を覚ましそうだった。 てか、あれ目ぇ開いてないか?。とかも思ったけど、もしも陛下に起きられたら俺は間違いなく羞恥で死ねる。 …とにかく、こんな姿を見せる訳にはいかないんだ。 心の中で葛藤を繰り返しながら自身を拭く。(ジェイドはもう自分の手を拭い終わっていた。)そして、恥ずかしいけれどナカに埋まっているローターをてるために指を埋めたときだった。 「ふぁ〜…ゔぅ゙…。」 「「!!」」 今まで静かだった陛下が声を上げた。もう起きるのは時間の問題だろう。 「ッ、ジェイド、!!。」 「ガイ、今にもは無理です。後できちんと抜いてあげますから、今はそのままに…。」 「でも…。」 「早くっ!陛下に知られてしまいますよ。」 ジェイドのその言葉に俺はローターを埋めたまま服を着る。そして、そのままこたつに入り込むと声が聞こえた。 なんとか間に合ったみたいだ。 「くぁ〜…、なんかすげぇ寝た気がする…。」 「よく寝ていましたよ、陛下。」 →次へ [戻る] |