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小説

「宍戸先生」
体育準備室の前に立ちドアをノックし自分を呼び出した教師に声をかける


「入れ」
「失礼します」



準備室に入ると宍戸は机に向かって何やら作業をしていた
鳳は物珍しそうにあたりを見渡した
普段どちらかといえば優等生の鳳はこんなところに呼びされるようなことはなかった
そのため入学から2年たった今まで体育準備室に足を踏み入れるようなことはなかった



「あの・・宍戸先生?」
鳳は恐る恐る宍戸に声をかける
「ちょっと待て もうすこしだから 」
「はい。」
今度は鳳は大人しくソファーに腰をかけ宍戸の作業が終わるのを待つことにした

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